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ワイコン
レンズのワイド端をかせぐためにワイドコンバージョンレンズ(通称ワイコン)を装着します。レンズ前に取り付けるのでバランス悪く重くもなります。PC7のフラットな形が台無しになり持ち運びは格段に悪くなるのですが、ま、仕方ありません。
家庭用のビデオカメラは業務用カメラや写真の一眼レフカメラみたいにレンズそのものを取り外し別のに付け替える、なんてことはしないです。レンズのワクにフイルターを付けたりするネジ山があるので、そこに様々なレンズも取り付けられるようになっています。
ワイコンはワイド。テレコンバージョンレンズ(通称テレコン)は望遠で、既存のレンズの倍率を「x0.7」とか「x2.0」とかにしてくれます。
メーカー純正でも様々な倍率のものがあり、またエコノミーやハイグレードみたいに値段の違う商品があります。メーカー純正以外でも、メーカー製には無い倍率や、一つでワイド&テレ(装着する向きによって)のお得な商品もあるようです。

撮影レンズはコンバージョンレンズも含め、フィルター系非装着時がそのレンズが持つ性能ベスト状態(画角云々を除けば)なワケで、その前面に何であれ装着すれば画質は劣化します。
ボクはあまり画質は気にしないのですが...というか解らないのですが、ことダメなコンバージョンレンズ装着時の画質劣化は言われなくても解りました。ボクが言われなくても解るくらいの画質劣化はおじいちゃん、おばあちゃんだって言えば解るくらい著しいコトだと理解してください。
色々買いましたが、結論は<値段><大きさ><性能>のはっきりしたトレードオフでした(当り前ですが。)。だから、画質重視の場合には純正のハイグレードを買ってください。
ワイドレンズの場合、至近距離の被写体は歪曲して撮れます。この独特の効果が同じアップでもクローズアップレンズなどとはまた違って、被写体との親近感って言うんでしょうか? 密接な距離感って言うんでしょうか? みたいなのも同時に写し撮れるように思います。
顔いっぱいが画面に入る距離まで近づくと、実際にものすごく近くからの撮影になるワケで、女のコの息づかいもカメラのマイクでしっかり録れます。
画角が広いので画面に色々なモノが入るので、情報量の多い画になり、とくに考えて撮らなくても状況説明できる画になります。リアル系やドキュメンタリー系の作品を撮るのに向いています。

あ、あとワイドなレンズで撮影するメリットとして、手ブレなどが目立たなくカメラの動きが比較的スムースに見える。というのもあります。
コンバージョンレンズの「x0.7」とか「x2.0」というのは装着している限り、広角側だけ「x0.7」や望遠側だけ「x2.0」ではなく、ズーム全域で倍率変更されます。
ので、たとえば「x0.7」ワイコンを装着していれば、最望遠も「x0.7」になりますから、一台のカメラでワイドと望遠を撮る場合にはその度にワイコンを付け外しすることになります。
←画角が広いと、脚を大きく撮りながら手も同フレームで撮れます。タイトな画角だとそれぞれをパンして撮ることになります。
エ?「タイトな画角でも離れて撮ればいいか」って?
「ヒ・シャ・カ・イ・シ・ン・ド(被写界深度)」というのがあり、ワイドレンズだとパンフォーカスっぽく全体にピントが合いますが、ノーマルレンズで撮ると手前の被写体or後ろの被写体どちらかにしかピントを合わせられなくなります。
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