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ビデオの1灯ライティング
運べる機材的に「なんとかライトもいけそうかな?」な場合を想定して1灯ライティング。とにかく自由になるライトが1灯あるだけで、撮影場所(このライトの場合にはAC電源あれば。)に関わらず、昼夜を問わず、アダルトな撮影が可能になります。
←の照明はランニングコスト重視での基本セットです。これにプラス設置する際の脚、あるいはクリップなどが必要になります。
もっと全然小型のビデオ専用ハロゲン照明も販売されていますが、替えのハロゲン球が高価です。その他、ディフューザーとセットの「リファ」やLEDを使ったモノ、蛍光灯を使ったモノなど、色々あるようです。
青いセロハンはカラーバランスを変換するためのモノで「色温度変換フィルター」です。ちなみにビデオの世界では「しき・おんど」。写真の世界では「いろ・おんど」って言いませんか?
ボクの場合、ミレッド値が云々...対数が云々...の正確なケルビンどうこうではなく、ビデオカメラのPC7がどうやらレフ球の3,200Kをカバーしていない気がするので「とりあえず上がればいいか」くらいで使ってます。
照明もただ当てればいいってモノではなく「ライティング」として工夫が必要です。
でも、ここではただ当ててみました。

アダルトな撮影の場合、こんなんでも写真でたとえるならカメラ内蔵のストロボで写した画みたいで、けっこうナマっぽくてエロく撮れていると思います。
ただ当てた1灯ライティングではモデルの動きに合わせてカメラマンが空いた手で照明を動かしたりできます。なにせ、ただ当てているだけですから撮りたいトコに向けます。
ただし、絞りオートの撮影でない場合には比較的モデル、カメラマン、照明が近接しているので、少々モデルと照明の距離が変化しただけで露出が大きく変わってくるので注意が必要です。光量は距離の二乗に反比例する...らしいので、例えば立ちの全身から〜パーツの寄りがあるシークエンスで照明を移動する際などには絞りに気を付けてください。
背景見せたくないような場所で、女のコだけにスポットした画づくりなら話しは別ですが、ある程度情景を生かした撮り方をするのであれば、やはり「ただ当てただけライティング」ではダメで、照明の仕方にも少々ひねりが必要です。
また、特に家庭用カメラの場合ラチチュード(最明部〜最暗部の再現帯域)が狭いので「ただ当てただけライティング」だと現場で肉眼で見ている実物よりも俄然高コントラストで、かつ明部or暗部のどちらかが必ず破綻した映像になってしまいます。
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