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ノーマルレンズ
このPC7の良い点は家庭用のDVビデオカメラのズームが、ほとんど望遠系に伸びている中、唯一「ややワイドかな?」なレンズのトコです。できれば余計なオプション付けてカメラサイズを大きくしたくないので、すこしでも広角なレンズのカメラは貴重です。
最近のカメラはどれも小さいんですが、ある程度までになればもうどうでもいいって感じ。特殊用途でカメラを隠すわけではないので、サイズ的には十分です。
装着するバッテリーにもよりますが、女性でも無理なく持てる大きさと重さなので、アダルトな撮影以外でも重宝します。
弁当箱みたいにフラットなボディだから、カバンなどにも入れやすいので、いつでも携行できます。行き当たりバッタリの撮影や、撮影できるかできないかわからないで、念の為カメラを持って行く時などでも億劫になりません。
レンズのワイド端は35mm換算で38mmです。
ワイドなレンズというと「風景を撮る時に便利」くらいにしか感じないかもしれませんが、アダルトな撮影に限らず人物を撮る時でも影響します。
←の写真のように、画面いっぱいに人物を入れて撮る場合、比較的ワイドのPC7でも1、2歩さがらないとフレームに入りきりません。ワイド端がほとんど50mm近くになっている最近カメラだと、もっとさがらないとフレームに入りきらないワケです。

じゃ、人物を画面いっぱいに入れて、なおかつその人の声も入れたい場合は?
部屋とかだったらいいですよ、かなり離れていても音回るんで録れますけど、外なんかは騒音多いし寄らないと声入らないでしょ。マイクはカメラに付いていますから。

明瞭に声も録ろうとしたら...
←こんなになっちゃいますよ(これは極端ですが。)。

あと、子供。1〜2歳の子か。歩きはじめの記念撮影などでも、あまり子供の傍らから離れたくないですよね。突然バタンといくし。そんな距離しか離れられない場合に、レンズがワイドじゃないとみんなアップばかり。歩きはじめなんだか何なんだかわからない記念撮影になります。
もちろん、望遠側に強いレンズはそれだけ遠方の被写体に寄れるメリットはあります。例えば、あんな撮影やこんな撮影みたいに「モデルさんに近づけない時」や「気付かれたくない」などの用途では便利でしょう。
ただ、ここではモデルさんがいてのアダルトな撮影だし、往々にして狭い室内撮影ではモデルさんとのスパンがあまりとれないことを想定すると、やはりワイド重視のレンズが付いたカメラがいいですね。
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